配信の最適化(DeliveryOptimization)をちょっと詳しく
条件
配信の最適化によりP2P通信を実施するには、条件の一つとして( ① )している必要がある。
動作フロー
配信の最適化の動作フローは以下の様なもの。
1. クライアントPCはWSUSから更新情報だけを取得する。
2. クライアントPCは、1.の情報を元に( ② )から近くのクライアントPCの情報(=ダウンロードソース)を取得する。
3. クライアントPCは、そのダウンロードソースから必要な更新プログラムをダウンロードする。(帯域の負荷軽減のため、更新プログラムは分割されて送られる)応答がなければ、( ③ )から更新プログラムをダウンロードする。
4. クライアントPCは、分割された個々の更新プログラムに対して改ざんや破損がないか( ④ )を使ってチェックを掛ける。
5. さらにインストール前にも( ④ )を使って取得したすべての更新プログラムに対してチェックを掛ける。
6. 更新プログラムのインストール実施
使用するポート番号
配信の最適化による通信で必要なポート番号は、TCP:( ⑤ )とUDP:( ⑥ )
許可が必要な通信
インターネット上のクライアントPCとP2P通信をするようにGPOで設定をしている場合は、ファイアウォールなどで以下のURLを許可する必要がある。
- 最適化クラウド サービスに( ⑦ )するために使用
*.do.dsp.mp.microsoft.com
- 配信の最適化の( ⑧ )をダウンロードするために使用
*.dl.delivery.mp.microsoft.com
*.emdl.ws.microsoft.com
- 更新プログラムの( ⑨ )をダウンロードするために使用
*.download.windowsupdate.com
*.windowsupdate.com
コマンドレット
配信の最適化の情報を確認するPowerShellコマンドレットには以下の様なものがある。
・コンテンツ(更新プログラム)をどれだけDownload/Uploadしたかを確認
- Get-DeliveryOptimization( ⑩ )
・個々のコンテンツの詳細情報を確認
- Get-DeliveryOptimization( ⑪ )
①インターネットに接続
②Delivery Optimization クラウド サービス
※帯域を節約するために最適化されたMicrosoftの更新プログラム配信サーバ
従来からあるWindowsUpdateサーバとは別に存在する。
③WSUS
⑤7680
⑥3544
⑦アクセス
⑨ペイロード(データ本体)
⑩PefrSnap
⑪Status
参考
配信の最適化について #1 概要篇 – Japan WSUS Support Team Blog
Delivery Optimization PowerShell Cmdlets in Windows 10 - 2Pint Software